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おとなの矯正治療 (2008/03/25)  

   最近は歯並びに対する認識の変化から、成人してから矯正を考える方が増えてきました。矯正の場合、10歳前後までに治療が開始できれば理想的なのですが、いろいろな理由で、必ずしもこのとおりにできないこともあります。でも逆に、特殊な疾患等がない限り、矯正に年令制限がないというのも事実です。つまり何歳からでも矯正は始められると考えていいでしょう。
  成人の矯正治療も基本的には小学生や中学生の治療と変わりませんが、いくつかの特殊性があります。ひとつは、矯正装置が見えるということです。子供の場合も同じく見えますが、当然のことながら成人のほうがこれを気にすることが多いようです。その場合にはブラケットという歯に直接接着する金具を透明なものにするとかなり目立たなくなります。
   次に、歯槽膿漏等の歯周病がある場合、そのまま矯正治療を始めると、歯に加わる力の影響や装置の周囲のブラッシングが困難になるため、歯周病が進行、悪化する恐れがあります。そのために、矯正治療に先立ち、もしくは平行して、歯周病の治療を行う必要があります。また、子供の場合にくらべ、治療期間がやや長くなる傾向があります。
  矯正治療で歯が動くのは、歯を支えている歯周組織、つまり歯の周囲にある繊維や骨で改造がおこるために可能となります。つまり、歯を押した側の骨が消えていき、引っ張られた側の骨が新しく作られるために、結果として歯が動くのです。しかし、成長期を過ぎた成人では、成長期の子供にくらべ新陳代謝が鈍くなるため、この改造がやや緩慢になります。また、骨の成長が終了しているため、矯正のための抜歯が避けられないケースがやや多いように思えます。
  いずれにしても、むし歯の処置のように短期間で終わるものではありませんから、歯並びがきれいになったときのことを楽しみにしながら、根気強く治療に望むことが大切です。
  なお、治療費は医院によって異なりますから、およその額を最初にたずねておいたほうがよいでしょう。
(情報提供 /群馬県保険医協会)

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