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歯が痛いときの応急手当法(2008/08/22)  

   急に歯が痛み出す、という経験は多くの人がもっていますが、特に夜中に痛くなった時どうしたらよいか、についてお話します。
   急に痛みがくる病気の代表的なものは、急性の「歯髓炎」と呼ばれるものです。むし歯を放置しておくと、だんだん中に進行してゆき、歯髓を刺激して炎症がおこります。はじめのうちは冷たいものや、甘いものにしみる程度ですが、ある日突然感染がおこると激烈な痛みをおこします。この「歯髓炎」は、夜間おこることが多く、お風呂に入ったり、床についてあたたまった頃、ズキン・ズキンと痛み出すのが特徴です。
   こんな時には、まず、ぬるま湯でよくうがいをし、口の中をきれいにします。そして、むし歯にはさまっている食物のかすなども、そっと取除き、できればぬるま湯の中に一つまみの重炭酸ナトリウム(じゅうそう)をいれ、何回も穴の中を洗うようにうがいをしてみて下さい。
 これだけでもだいぶ楽になるはずですが、もし、歯痛薬のような常備薬があった場合は細長く丸めた脱脂綿を痛い歯の両側にはさんで、唾液が来ないようにし、むし歯の中の水分をとってから、米粒くらいの綿球に薬を浸して入れ、その上に穴よりややおおきな綿球で軽くふたをします。
 しばらくたってもまだ痛いようでしたら、適当な鎮痛剤を服用し、ほほの外側から冷湿布をしてみて下さい。これだけすれば大抵のむし歯の痛みは止まると思います。ただし大切なことは、翌日必ず歯科医の治療を受けることです。応急処置だけでむし歯をこぢらせてしまうのは危険です。
 痛くなってすぐに治療を受けるのと、一周間も10日も応急処置だけでごまかしているのとでは、あとの治り方が全く違います。また、歯根膜炎のような一段とすすんだ病気に移行して、治らなくなることさえあります。必ず専門医の治療を受けて下さい。
 また、もし翌日が休日だったりした場合はどこの地区でも、休日診療所や当番医制をとっていますので、そちらをご利用になるのが良いと思います。
(情報提供 /群馬県保険医協会)

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