TOP > 歯の健康情報 > ブラッシングの習慣
ブラッシングの習慣(2008/12/22)  

 むし歯、歯周病の予防には、食後のブラッシング、歯磨きがたいへん重要と言われます。人間がいつ頃から、歯を磨く習慣が始まったのか調べてみますと、古くは、お釈迦様の時代に、木で作った歯ブラシの原型、歯の木と書いて「歯木(しぼく)」と言うものを使い、礼拝や説教の前に必ず、手を洗い、歯木を噛んで歯を清掃し、口を漱ぐ慣わしがあったという記録があります。歯木を噛む目的は5つあります。1:口臭を防ぐこと 2:食事の味をよくすること 3:食道をきれいにすること 4:眼をはっきりさせること 5:口の中の熱を除くこと と教典に記されています。

 科学が未発達だった時代はこうした風習が習慣化され言い伝えられるものですが、現代ではこのような伝承の効果も科学的に説明できるようになってきました。

 お口の中には口腔常在菌と言われる細菌が常に約300種類以上も存在します。これがむし歯、歯周病の原因ですが、口臭もこの2つの病気を予防することで軽減することも解明されています。ムシ歯や歯周病は、お口の中の細菌が繁殖、蓄積して出来た細菌の固まりである歯垢、プラークが長く歯の周りに停滞することから始まります。

 これを歯ぶらしで清掃し、排除するのが歯磨き、ブラッシングの習慣です。一生懸命磨いている人でも、ムシ歯や歯周病になりやすい人がいます。こんな人は、磨くときに歯ブラシが当たらない場所への意識を加えることで改善されます。また、あまり歯を磨かなくても、歯が丈夫な人がときにいますが、これは細菌に対する唾液の量や成分の抵抗力が強いとか、甘味料の摂取量や摂取時間に起因することが考えられています。

 就寝中は唾液量が減りますので、寝る前のブラッシング、歯磨きを丁寧に行うことが重要です。食べたら磨く、適切なブラッシングの習慣は、ムシ歯や歯周病を予防する第一歩です。ぜひ自分の歯に合ったブラッシングの習慣を身に着けましょう。かかりつけの歯科医院で相談し、学んでみて下さい。
(情報提供 /群馬県保険医協会)

このページに関する問合せは
E-mail:adsystem@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.jomo-news.co.jp/jomo-ad/