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歯科の生活習慣病(2009/04/17)  

 「食べたら磨こう!」日本人なら、誰もが知っているフレーズです。しかし、磨いているのに、ムシ歯や歯周病になってしまう人はあとをたちません。ムシ歯や歯周病は、生活習慣病として位置付けられています。この対策には「磨いている」だけではいけません。「磨けている」かどうかが問題なのです。
 そこで「食べたら磨こう!」の習慣をもう一度、見直ししてみては、いかがでしょうか?お口の中に歯が何本あるのか、どんな並び方をしているのか、よく磨くには歯ブラシをどう動かしたらよいかなど、いちど鏡で確認してみましょう。
 磨くとき、いまどの歯を磨いているのか、一本の歯を意識してみてください。そして磨けたかどうかを確認しましょう。確認するときは舌の感覚が重要です。舌で触ってヌルヌル、ザラザラが感じられるようなら、磨き残しています。始めは、何もつけない歯ブラシで、舌で確認しながら磨くことをお奨めします。そして、最後に歯磨剤を使用してみてください。歯磨き剤を大量に使い、歯ブラシをチョコチョコとしか使わない方が見られますが、これでは磨いた気になっても、実は磨き残しばかりという場合が多いのです。
 さて砂糖やムシ歯から歯を守ってくれるのは主に唾液の役割です。砂糖を摂取しますと、お口の中のムシ歯菌が、酸を作ります。この酸によって、歯が解かされ、ムシ歯ができてしまいます。唾液はこの酸の衝撃を和らげてくれるのです。
 人は食事をすれば、小さなムシ歯が必ずできます。そして唾液の作用で、それを毎日回復するということを繰り返しています。このとき、ムシ歯のでき始めに要する時間が長いか、唾液によって回復する時間の方が早いか、シーソーゲームをしているようなものです。当然、ムシ歯ができる時間が回復する速度より早ければ、ムシ歯になってしまいます。ムシ歯や歯周病の予防には日ごろの習慣を見直すことが重要です。

(情報提供 /群馬県保険医協会)

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