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口がよく開かない(2009/05/19)  

 口はどのようにして開くのでしょうか。下あごの骨が動くことによって開きます。この下あごの骨は靭帯や筋肉に支えられていて、頭の骨の下にぶらさがっていますが、耳の前のところで蝶番(チョウツガイ)のように動き、開いたり閉じたりします。この蝶番の部分を顎関節といいます。したがって、口が開かなくなる原因は、この顎関節の異常や、顎の骨やそのまわりに何か病気があって動きを邪魔していたり、顎を動かす筋肉に障害があるといったことにあります。
 具体的にどんな病気で口が開かなくなるかと言いますと、顎関節に異常をきたす顎関節症と、むし歯や親しらずで顎の骨の周りが腫れてしまう炎症がほとんどです。顎関節の捻挫、顎の骨折などでも開かなくなります。また、まれにではありますが、破傷風や腫瘍などでも開かなくなり、このような病気の場合は命にかかわることもあります。
 実際に口が開かないといって病院に来る患者さんの9割以上は、顎関節症か親しらずが腫れた患者さんです。親しらずが腫れた場合は、はじめに原因となっている歯が痛くなることが多いので、患者さん自身もわかりやすいようですが、顎関節症は急に開かなくなったりしますので困惑してしまいます。治療は口腔外科という診療科で専門に行っていますが、口腔外科のある病院はあまりありません。症状が出たばかりの初期の状態だったら歯科医で治療できる場合が多いので、かかりつけの歯科医に相談しましょう。

(情報提供 /群馬県保険医協会)

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