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噛むと歯の根元が痛む (2009/12/11)  

  噛むと歯の根元の方が痛い、と訴えて歯科医院を訪れる患者さんがあります。こんな患者さんの症状の多くは、むし歯がかなり進んで、歯の根の歯根膜 ( しこんまく ) に炎症を起こしていることが多いのですが、噛みあわせが原因のこともあります。
  まず、歯の周辺の構造をお話しますと、歯はアゴの骨に埋まっているような状態ですが、硬い骨から直接歯がはえているわけではありません。歯をささえているアゴの骨と歯の間には、ものを噛んだ時の過度な圧力や刺激を吸収するクッションの役目をしている歯根膜という薄い繊維状の組織が介在しています。
  噛むと歯の根元が痛い…、という状態は、この歯根膜が炎症をおこして、噛むと痛みを感じる原因となっていると考えられます。
 歯周病の進行によって、歯を支えているアゴの骨が吸収し、次第に無くなってゆくと、歯が動揺して、歯肉に炎症症状が頻発します。この歯肉の炎症が歯根膜を刺激して痛みがでることもあります。また一方、過度なかみ合わせの負担によっても歯の根元に負担がかかり、噛む度に歯の根元が痛む症状を起こすこともあります。この治療方法としては、歯の動揺が著しい場合は、やはり、抜歯、歯を抜かなければなりません。歯周病の度合いによりますが、口腔ケアを心がけ、根本的な歯周病の治療を受けることにより回復する場合もあります。また、過度なかみ合わせの負担が原因である場合は、簡単なかみ合わせの調整で回復できる場合もあります。かむと歯の根本が痛い…という場合は、早めにかかりつけの歯科医院を受診し、相談されることをお勧めします。

(情報提供 /群馬県保険医協会)

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