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歯並びと食生活の関係 (2010/1/15)  

  最近の子供達はあごが小さく歯並びが悪くなったと、よくいわれます。原因を調べるために、色々な研究や調査がされています。人間が猿から進化したと仮定し話を進めます。
  みなさん「こめかみ」を触れ噛んでみてください。噛む筋肉の一つ、側頭筋(そくとうきん)が動くのがわかると思います。ゴリラやサルはこの側頭筋が、非常に厚く強固なので小枝や木の実なども、そのままバリバリ食べてしまいます。そんな筋肉が収まるように頭の骨は大きく陥没しています。現代人は、頭の骨の陥没がなくなり、丸くなり、この筋肉は退化し、頭の骨に薄く、扇状(おおぎじよう)に広がった状態で位置するように進化しました。当然、噛む力に影響がでると考えられます。
  また、脳の容量も増加し、思考能力が向上し、現代文明を築けたと考える説もあります。思考能力向上により、食品の保存や加工も変化してきています。弥生時代の食事と現代の子供達の食事を実際に食べて、噛む回数を比較したところ、弥生時代の食事の方が、約6.4倍も噛まなければならなかったことが判明しました。噛む回数だけでなく、食事時間も短縮し、約5分1の時間の10分程度で食べ終わってしまうことが多いようです。皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?
  現代食として子供達の好む食べものとして、ハンバーグ、スパゲティ、プリン、パン、コーンスープが上げられ、軟らかい軟食化の傾向を示していることがわかります。軟食化は、あごの大きさの成長と歯の大きさに不調和が生じ、歯並びに関係すると考えられます。両親からの遺伝も、大きく影響する歯並びですが、食生活と歯並びの関係を考えると、一口30回、良く噛んで唾液に混ぜて食すことが望ましいと言えるでしょう。

(情報提供 /群馬県保険医協会)

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