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歯並びが気になる (2010/5/14)  

  鏡を見て下さい。永久歯は全部で 28 本(親知らずを入れると 32 本)あります。きれいに並んでいますか?一本だけ、位置がズレていたりしていますか?
  歯並びが悪い状態を、不正咬合と言います。分かりやすいところでは、歯が何本かガタガタになって見える場合は、叢生(そうせい)といいます。歯の並びが、ガタガタしていなくとも上の歯が出ている出っ歯の状態は、上顎前突、逆に下の歯が出ている場合は、下顎前突と言われています。前歯がかみ合わない開口と言われています。
 先天的とは、両親からの遺伝的なものです。 背丈、格好が親と似るところがあるように、歯やアゴの形や大きさなども似てくるものです。不正咬合の両親からの影響は大きいようです。基礎疾患がある場合にも、歯の数やアゴの発達に影響が生じる場合もあります。
  後天的には、指しゃぶりや口呼吸の影響、乳歯のムシ歯による早期喪失などの影響で不正咬合が生じてしまいます。また、頬杖などの悪習慣による不正咬合への影響もあるようです。  食生活習慣の変化によって、近年、食事の咬む回数が減少し、アゴの発達にも影響し不正咬合が生じるなどと指摘される場合もあるようです。
 不正咬合の影響として、審美的問題、発音障害や咀嚼障害、磨きにくい並び方から歯周疾患への影響などが挙げられます。しかし、本人は成長過程において徐々に形付いてくるので、鏡を見て他人と比較することで気が付き、気になるようになっていくようです。
 小児期の乳歯の萌え型やアゴの位置関係を把握することで不正咬合の予想ができ、永久歯の萌え型を健全な状態に誘導することが可能な場合があります。定期的に歯科医院に通院し、成長過程を記録し、健全な永久歯咬合に移行できるかどうか、管理していくことは重要です。
 成人期においては、永久歯の歯並びを治すには、矯正治療が必要になってきます。不正咬合といっても、皆一緒ではありません。個人差が生じていますので、歯並びが気になるようでしたら、まずは、かかりつけの歯科医院に相談してみてください。
(情報提供 /群馬県保険医協会)

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