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口臭の予防 (2011/3/11)  

 お口の中は無臭ではありません。人間の呼気には約100種類の成分が検出されますが、いずれも、程度の差はありますが、臭いのある物質です。血液中に含まれている成分が肺でガス交換するときに拡散され、検出されます。これを生理的口臭といいます。
 しかし、一般に口臭の原因として考えられることは、歯ブラシによる磨き残しであるプラーク、歯垢、歯石の沈着、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周疾患による排膿,出血、厚い舌苔(ぜったい)、虫歯,扁桃からの排膿、糖尿病によるケトン体の過剰排出、食物由来の臭いなどが上げられます。臭覚は人間の感覚の中で一番慣れやすい感覚です。例えば、臭いトイレでも、中にいるうちにあまり気にならなくなってしまう経験があると思います。
 口臭を主訴として病院を受診されている方の理由としては、主に人と会話をしていて、その仕草で、相手が手を鼻にもっていった、などから、自分に口臭があるのではと疑心に陥ったり、家族や他人から口臭を指摘されることが、八割を占めるそうです。
 そこで対策としては、口臭の原因となる因子を注意することが、予防に役立ちます。お口の中には常に細菌が滞在し、歯磨きをしてもその細菌はゼロにはなりません。細菌の沈着が口臭の最大の原因です。さらに唾液の分泌量が低下すると細菌の自掃性がなくなり、やはり口臭を増悪(ぞうお)させます。ですから口臭の予防として心がけることは、・食後10分以内に適切な歯磨きを行う。磨いていると磨けているは違います。歯についている細菌の塊、プラークを取り除くように心がける。・歯と歯の間、歯と歯の根元、奥歯のかみあわさるところ、治療している部位、を意識して歯ブラシをあてる。入れ歯にも歯石が沈着するので、食後に良く義歯を洗浄する。歯肉から出血、排膿している場合は歯ブラシで歯肉のマッサージを行う。歯に沈着した色素や歯石を歯科医院で掃除してもらう。扁桃腺に白い塊があるようなら耳鼻咽喉科で除去してもらう。食べ物の種類に注意。最後に舌にも細菌がたまります。歯ブラシやガーゼで舌の垢(あか)を取り除く。
 これは食前にも行うとダイエットの効果があると言われています。まずは、歯科医院での口腔内の掃除をお勧めします。
(情報提供 /群馬県保険医協会)

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