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歯茎の歯痛 (2011/7/8)  

 「リンゴをかじると歯ぐきから血が出ませんか?」というコマーシャルがかつて流行しました。歯ぐきからの出血といっても、厳密には歯と歯ぐきの境目の溝、いわゆる歯周ポケットからの出血をさします。通常この出血は、この部分に歯ブラシが当たったり、リンゴやキュウリのような歯ごたえのあるものが当たったときに起こりますが、多くの場合、歯肉炎や歯周病などの、いわゆる歯周疾患が存在していることで出血しやすくなります。
 これは、炎症があると、その部分で循環障害、つまり充血やうっ血が起こり、歯ブラシなどのちょっとした刺激で出血しやすくなるからです。
 したがって、歯ぐきから出血しやすい状態というのは、高い確率で歯周疾患が疑われるため、決して好ましい状態とはいえません。出血があったらこれらのサインと考え、早めに受診しましょう。
 歯周疾患の他に、血友病や白血病などの特殊な血液疾患の場合も出血傾向が見られます。
一方喫煙者の場合、歯周疾患があっても毛細血管が収縮しているため出血しにくいことが多いようですので、出血しないからといって安心はできず、かえってそのことが本人が歯周疾患の進行に気づくのを遅らせる要因にもなっています。喫煙者の歯周疾患の進行はとても速く、治りにくいものです。
 歯ぐきからの出血や腫れ、歯の揺れ、水がしみる、口臭などの症状がいくつか重なったら歯周疾患の可能性がかなり濃厚ですからチェックが必要です。
 その他、歯ブラシが硬すぎたり、力を入れすぎることもかえって歯ぐきを傷つけ出血や炎症を引き起こす原因になりますから注意が必要です。
(情報提供 /群馬県保険医協会)

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