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口を開けると顎の音がする(2012/7/13)  

  口を開けたり閉めたり、あごを動かした時に、音がする…というのは、顎関節症でよくみられる症状のひとつです。上(うわ)あごと下あごの間にあるアゴの関節、顎関節は耳のすぐ前にあるため、この音がよく聞こえ、気になることがあります。  上あごと下あごの骨の間には、ツルツルとした関節円板というクッションがあって、いつも一緒に動いています。しかしこのクッションがずれてしまうとカックン、コッキンといった雑音、クリッキングが生じます。さらに進行して、このクッションがザラザラになったり、穴があいたりするとゴリゴリ、ジョリジョリといった摩擦する音、クレピタスに変化します。  このクッションがずれたり、変形してしまうメカニズムはいまだ明らかではありませんが、咬み合わせの異常や、食いしばり、歯ぎしりなどの悪習癖、咬む筋肉の過度の緊張といったさまざまな因子が関連して生じていると考えられています。  治療は、痛みがある場合は、薬を使い対症療法を行いますが、原因を取り除くことを基本として行います。ほとんどの場合、マウスピースを入れて咬み合わせを安定させ、顎関節や筋肉を安静にする方法がとられます。このほかには、理学療法、生活指導、歯や入れ歯の治療による咬み合わせの改善、関節腔の洗浄療法、関節内への薬剤注入療法など症状によって行われます。しかし、こうした治療をしても効果がなく、痛みが強くなったり、口がうまく開かなくなることがあります。  痛みがなく関節の音のみで進行しない場合は、そのまま経過をみてもよいでしょう。実際、関節の音は治療しても変化しないことがあるからです。一般的に、すべてのケースが悪化するわけではありませんが、できるだけ関節内を正常な状態に近づけるよう、治療を受けることをお勧めします。(情報提供 /群馬県保険医協会)

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