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フッ素について(2013/ 02/08)  


 むし歯予防にフッ化物を応用することに関しては、WHO世界保健機構や各国の政府機関、歯科医師団体により推奨されています。一方、国内外の一部の団体は、フッ素の毒性を理由に、フッ化物使用の全面禁止を訴えています。日本では、国も専門家も、フッ素は虫歯予防に有効であるとし、学校や家庭での使用を推奨しています。少し古くなりますが、1993年にスイスのジュネーブにおいて、口腔の健康状態とフッ化物応用に関する、WHO専門委員会が開かれ、レポートが提出されました。それによりますと、むし歯予防に最も効果が高かったのは、低い濃度のフッ化物が口の中で一定して維持される応用法とされています。具体的には、飲料水への添加、塩への添加、フッ素入り歯磨き剤の使用が推奨されていますが、日本では、飲料水や食塩に加えることは許可されていません。  また、フッ素は薬品ですので、使い方を誤ると、急性中毒を起こしたり、歯のフッ素症を引き起こす場合もありますが、歯科医師や歯科衛生士による正しい指示を守れば問題はありません。 歯のフッ素症は、歯が口に出てくる前に過剰なフッ化物にさらされることにより、出てきた歯の表面の一部が白く濁ったり、欠損したりするものです。また、急性中毒は、体重あたり2mgを一度に飲み込んだ場合に起こるとされています。歯科医院で塗るフッ素も家庭や学校で使う洗口剤や歯磨き剤に含まれるフッ素も体に有害な量をはるかに下回る濃度ですので、神経質になる必要はありません。しかしながら、体重が少ない乳幼児への使用は、吐き出す事が出来ないので、きちんと管理されなければなりません。特に、歯磨き剤には、子どもが喜ぶ甘い味や、果物などの香りがつけられていますので、誤って食べないように、小さな子どもの手の届かない場所に保管してください。  以上のように、フッ化物によるむし歯予防の根拠は明らかですが、薬品であるという事を忘れず、歯科医師や歯科衛生士の指示により使われる事をお勧めします。

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