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ホワイトニング(歯を白くする)(2013/ 04/12)  


 ここ数年、患者さんの歯の色に関する意識の変化が現れてきています。平安時代の貴族社会では成人になったしるしとして歯を黒く染める風習がありました。江戸時代では、お歯黒は結婚のしるしとされ一般女性にも広まったそうです。長い鎖国時代をへて、明治維新以後には欧米文化が導入され、お歯黒は野蛮とされ、禁止されたそうです。昭和初期までのお生まれの方々のなかには前歯に金色や銀色の装飾が好まれた時代もありました。  
 文明や科学が発達していない古代では、耳輪や腕輪と同じように、歯に装飾することは審美的なことよりも、魔よけとか無病息災を願った行為と考えられています。文明や科学が発達した現在では、見た目にも自然さが重要視されているため、白い歯を望む人が主流になっています。しかし黄色人種の日本人の歯は、比較的黄色みががった色をしています。  
 さて、歯をより白くする方法は、その人状態、状況によって異なりますが、簡単な場合の例ですと、お茶碗を毎日洗っていても茶渋が付くように、歯に付いた色素を落とすことです。これは歯磨き粉をご家庭で使用することによってある程度きれいになるでしょう。虫歯の治療などで歯の神経を除去した場合も歯の色は変化してきます。また、幼児期の病気の治療のために使用した薬剤の影響で変色している場合などもあります。このような変色には、歯の表面を削り、瀬戸物を貼り付けたり、被せたりする方法があります。  
 健康な歯でより白くしたい願望がある方の場合には、ブリーチングといって歯の表面を漂白する手法が近年、普及してきました。これは歯科医院内で漂白剤を使用する場合と、ご家庭で患者さんが薬を使用して漂白する場合とがあります。また、最新機材のレーザー照射機を使用する場合なども手法としてあげられます。素材の違い、手法の違いについては、保険診療と自費診療とに分けられますが、一般的に疾病のための保険であり、審美的な要素を多分に含んだ歯の漂白は自費診療になるようです。詳しくはかかりつけの歯科医院にご相談されると良いでしょう。

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