TOP > 歯の健康情報 > フッ素について
歯科の往診(2013/ 08/09)  


わが国の人口は急速に高齢化がすすみ、病気などで寝たきりになるお年寄りも多くなっていると思いますが、そのような方のために、歯科医師が往診していることをご存じでしょうか。  歯科の往診は、まだ一般的ではないかもしれませんが、この往診に積極的に取り組んでいる歯科医師が、いま増えています。  人間にとって口は、食事をはじめ、家族や社会とのコミニュケーションなど基本的な生活を行うための大切な器官です。しかし、加齢や疾病により機能が低下したり、運動機能の麻痺がおこると、口の中の状態も悪化していきます。悪化した状態をそのまま放置しておくと、高齢者の体力や免疫力を奪い、全身状態も悪化させることになります。さらには口腔疾患(こうくうしっかん)や誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)など、命にかかわる疾患をひきおこすこともあります。お口のケアが十分に行われることによって、食べる力がつき、栄養状態がよくなり、全身状態が改善され、表情が豊かになったり、心身ともに回復がみられたりすることが多くあります。  寝たきりや、身体を動かすことが不自由で、行動に制限がある人々にとって口からおいしく食べられることは大きな喜びだと思います。しかし、入れ歯が合わなかったり、歯が痛くて噛むことができなかつたり、食べにくいのに我慢している方が多いのではないでしょうか。ご自宅で療養されているお年寄りが、少しでも快適に暮らせることを私たちは願っています。少しでお役にたてば喜ばしいことと思います。  それでは、歯科の往診の内容を簡単に説明しましょう。まず治療は、通常の保険で受けられます。ただし、往診にかかる交通費は、別途負担になります。障害や病気などで医療機関への通院が困難な方であれば、年齢に制限はありません。  歯科の往診で行う治療は、入れ歯の修理、製作、むし歯治療などを行います。ただし使用できる治療器械が限られますので、患者さんの状態によっては無理な場合もあります。  寝たきりのお年寄りの場合は、介護保険の適用部分は介護保険で行います。寝たきりで、歯科医院に通院できない方は、かかりつけの歯科の先生か、お住まいの地域の歯科医師会にご相談下さい。

このページに関する問合せは
E-mail:adsystem@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.jomo-news.co.jp/jomo-ad/