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乳幼児の歯科治療(2013/ 09/13)  


多くの人は歯科に対して、耳障りな音、ガリガリ響く振動、刺激的な臭いや味、窮屈な姿勢、痛みといったマイナスのイメージを持たれ、できれば歯科医院には行きたくない、と思われているのではないでしょうか。現在の歯科治療は、技術・器具・材料の進歩により、これらの不快の刺激が格段に少なくなりつつあるとは言え、やはり嫌なものには違いありません。大人ならば、騒いだらみっともない、治療だから仕方がない、と自分に言い聞かせて、何とか我慢できますが、小さなお子さんにこれを要求するのは酷です。歯科の受診をいやがる子どもに、「どうして出来ないの」とか「みんなが出来ているのに」「あんなに騒いだらみっともないでしょう」と、つい声を荒らげてしまいがちですね。気持ちとしては分かりますが、これでは問題の解決にはならず、逆に子どもを精神的に追いつめる結果にもなりかねません。嫌なものは嫌なものとして、それを少しでも早く軽く済ませることが大切です。  不幸にして穴が開いてしまったようなむし歯では、多くの場合、削って詰めるという治療になります。穴が開いていても、お子さん自ら、沁みるとか、痛いとか訴えることが少ないのが、子どものむし歯の特徴です。「痛いと訴えていないから、まだ大丈夫だと思った」とは良く聞く言葉ですが、これを放置しておくと、ある日当然「歯が痛い」と火がついたように泣き始めることにもなります。  そうなると、歯の神経にまでダメージを受けているケースが多く、治療には時間が掛かり、治療内容も濃くなり、子どもたちの肉体的精神的な負担は重くなってしまいます。  このようにならないためには、普段からお子さんの口の健康状態をチェックして、できれば掛かり付けの歯科医院を持ち、定期的に見て頂くのが理想です。  また、一度治療を受けて、子どもが怖がるから、嫌だからと、言って通院を中断するのは良い方法とは言えません。更に、「何もしないから」とか、「ただ見せるだけだから」と言って歯科医院に連れていくのも良い結果を生まない事が多いと考えます。なぜなら、治療を中断しても自然には治らず、もっと酷くなりますし、「何もしない」と言って治療をすれば、子どもは親にも歯科医にも騙されたとなり、信頼関係が築けなくなる恐れがあるからです。こんな時は、「バイキンマンがお口に中にいっぱい、さぁ大変。歯医者さんに見てもらおうね」と言い、「何もしないぃー」と聞いてきたら、「そうね、歯医者さんに聞いてみよーね」と言うように軽く流し、連れてきて頂ければ幸いです。  親御さんと、歯科医院が協力して、どんなに大変でも、時間がかかろうとも、むし歯を退治するという意識を共有できれば、必ず良い方向に行くと信じています。 でも、治療よりは予防。歯みがき習慣や、生活習慣、そして正しい食生活習慣という支援が歯科医院の主な仕事になることを願っています。

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