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歯科医療と医療安全(2014/9/1)  

 歯科治療で想定される感染は、患者さんはもとより診療する側の歯科医師やスタッフにとっても重大な関心事です。歯科医院では感染防御措置を万全に行おうといつも心がけ、対策を行っています。
 最近では、治療器具をより早く、効果的に滅菌処理する器械が開発され、眼鏡やゴーグル、マスク、手袋なども使いやすい使い捨ての製品が使用されるようになりました。歯科医院でこれまで一般的に使用されていた感染防御製品が徐々に医科の治療の場にも普及するようになっています。歯科治療は出血をともなう処置が多いため、これら感染防御のための工夫と研究開発が進んでいるようです。
 歯科治療での感染は、感染源である唾液、血液、歯垢、痰などに接触することから起ります。ですから、感染防御の対策は、まずこれらの感染源の量を減らすこと、そして病原菌の浸入伝搬の経路を遮断することが重要となります。
 現在、どこの歯科医院でも一人ひとりの患者さんが治療イスに座る前から、この感染予防の対策が行われているのですが、なかなか気がつきにくいところかも知れません。
 歯科医師は、常にこれを意識した治療を心がけ、眼鏡、マスク、グローブの装着をはじめ、唾液、血液、歯を削った時に飛び散る切削粉などを飛散させない方法を身につけています。感染予防のポイントは、治療器械、器具の汚染を極限まで減らすことですが、目に見えない細菌を減らすためには、治療後の器具を流水下でよく水洗いし、消毒液で拭き取り、かつ浸漬(しんせき)といって薬液に浸しておく方法をとります。
 出血処置によって血液が付着した器具については、菌量を最高レベルまで減らさなくてはなりませんから、オートクレーブという高圧滅菌機を使用します。こうした一連の滅菌処置は、厚生労働省のガイドラインによって指導がなされており、これにそってすべての患者さんに対し、同様の防御処置が行われます。
 ここでは患者さんの「問診」も重要になります。歯科医院では、必ず最初に問診を行いますが、患者さんの病歴の有無は必ず申し出ていただきたいと思います。
 治療の際に口をすすぐコップをはじめ、診療区域全体がその都度、消毒されていることは、当たり前のことなのですが、意外に知られていないようです。
 歯科医院では、患者さんが安心して受診できるよう、常に診療環境を清潔に保つ努力をしています。

 

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