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舌小帯が小さいので、切ると言われたが(2014/11/14)  

 口をあーんして、ご自身のベロの先を、思いっきり上に上げて鏡を見てください。ちょうど、ベロの裏側真ん中あたりから下に向かって伸びている一本の筋(スジ)が見えると思います。これが舌小帯です。ここが短いと、ベロが自由に動けなくなります。
 赤ちゃんがおっぱいを飲むときには、ベロの動きがとても大事な役割をします。動きが悪く授乳ができないと、成長に大きな影響を受けますので、この場合は、早い時期に切ることが推奨されています。多少短くとも十分にお乳が飲めていれば、ほとんどの場合は成長に支障はありません。
 次に短い舌小帯が問題となるのは、言葉をしゃべる時期です。言葉を正確に発音するには、正しい音を、口全体で作らなければなりません。その中でも、ベロの働きは重要です。
 舌小帯が短くて動きが多少悪くとも、日常生活のコミュニケーションに支障をきたすことは、ほとんどありませんが、ベロを上顎(うわあご)に付けるサ行やタ行、ラ行などの発音は、正確にできない恐れがあります。  さらに、日本語ではあまりありませんが、英語ではよく使う、ベロを上下の歯の間に挟んで発音する摩擦音や、LやRの違いのような巻き舌を要求される発音には苦労されるのではと思います。
 このように、ベロの働きに依存している機能が障害を受けることを、「舌小帯短縮症」と呼ばれ、切開して伸ばす処置には保険が適応されています。実際の処置には、注射による局所麻酔が必要の場合が多く、程度によっては、短い筋(スジ)を伸ばす細かな処置を伴い、泣いて暴れてしまうと、危険です。
 そこで、場合によっては、全身麻酔などお薬を使って寝かせて行う方法を併用したり、お子さんの成長を待ち、「どうして切らなければならないのか」、といった、理解が得られてから行うこともあります。いずれにしましても、主治医の先生に良く相談なされことが大事です。
 最後に、舌小帯が短いかどうか、を簡単にご家庭で見極める方法をお伝えします。それは、ベロを思いっきり前に突き出す、アッカンベーをすると、短ければベロの先が下の前歯を越えないか、越えても、引っ張られて、先がハート型にくびれてしまいます。このような状態が分かれば、一度歯科医院を受診されることをお勧めします。

 

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