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喘息と歯科治療(2015/7/03)  

 お子さんも、大人の方も喘息(ぜんそく)をお持ちの方は、歯科医院におかかりになる時は、主治医に必ず喘息である事をお伝え下さい。それには、主に3つの理由があるからです。
 1つは、歯科医院で痛み止めとして出される鎮痛剤についてです。ほとんど全ての鎮痛剤は、喘息発作を引き起こす可能性があります。以前使った事があり、その時に喘息発作が起きなかった痛み止めの薬であれば、なるべく少ない回数ならば使える、とされていますが、それでも発作を起こす可能性が皆無とは言えませんので、十分な注意が必要です。また、医院から出される痛み止めだけでなく、市販薬でも成分によっては、発作を起こす可能性がありますので御注意下さい。
 2つ目は、歯科治療でよく使われる、局所麻酔剤にも注意が必要です。局所麻酔剤の中には、麻酔効果を高めるためにエピネフリンという血管収縮剤が配合されているものがあります。喘息の治療や予防で使われる、薬の中には、このエピネフィリンによって、不整脈を起こす危険性が指摘されているものもあります。この場合には、エピネフィリンが含まれていない麻酔剤を使用しますので、お薬を使われている場合は、治療前に担当医に薬を使っていることや薬の名前をお伝えください。
 3つ目は、化膿(かのう)止めとして出される薬についてです。この薬は、抗菌剤あるいは抗生剤と呼ばれるものですが、種類によっては喘息の薬との飲み合わせで、副作用を引き起こす場合があります。これを避ける為にも、飲まれている薬は必ず担当医にお伝えください。
 このように、歯科治療にとって喘息は、とても重要な病気の一つです。繰り返しになりますが、喘息の重い軽いにかかわらず、歯科におかかりになる場合は、必ず担当医にその旨お伝えください。

(情報提供/群馬県保険医協会)

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