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姿勢と噛み合わせ(2015/12/03)  

 悪い姿勢で食事をしていると、どうなるでしょう。あごがよく動かないために噛む回数が減り、あごの発達が悪くなります。あごが十分に発達しなければ、歯並びが悪くなったり、むし歯や歯周病にもなりやすくなります。さらに、口のまわりの筋肉の動きが少ないので、「無表情」になるとも言われています。

 姿勢が悪いと、体と心にいろいろな悪い影響が現われます。まず、あごが上がり頭部が前に出てきて、猫背になります。首や肩、背中、腰などの筋肉が緊張し、疲れや肩こり、腰痛が起こります。悪い姿勢は肺や心臓を圧迫しますから、呼吸がしにくく、血液循環が悪くなります。胃腸などの内臓も圧迫され、その働きを妨げます。腎臓の血管を圧迫することもあります。そして背骨が曲がると、それを支えている骨盤が傾いてきます。女性の場合、骨盤内の子宮や卵巣が影響を受け、月経痛が起こりやすいと言われています。

 では、正しい姿勢を身につけるには、どうすればよいでしょう。まず、食事のときは、よく噛むことです。よく噛むことは、顎の位置の保持につながり、正しい姿勢を保つ効果があります。かたい食べ物にこだわる必要はありません。1口30回噛む習慣をつくりましょう。
 他にも鉛筆の持ち方を正すこと、お腹の底から声を出してみること(発声の工夫)等が、よい姿勢に導いてくれるでしょう。また、大きく手をふり、すたすたと歩き、肩や腰の関節をバランスよく柔軟に動かしましょう。かたくてコチコチの体では、バランスがとれるはずもありません。そして「柔軟に」といえば、ニコニコ笑顔が最高の柔軟ですね。

(情報提供/群馬県保険医協会)

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