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歯科のレントゲン検査(2016/09/06)  

 1895年、ドイツのレントゲン博士が、あらゆる物質を通り抜ける不思議な光線のようなものを見つけ、X線と名づけました。以後、医療界では、X線の性質を利用して診査に用いています。
 歯やあごの骨は、硬組織と呼ばれ、硬い組織で出来ています。ムシ歯は歯が欠けますし、歯周病は、あごの骨が吸収され、無くなっていきます。いわゆるX線撮影の特徴は、硬いものが白く映り、軟らかいところが黒く映ります。この性質を利用して、ムシ歯になったところの診査や、顎の骨が吸収されたところの診査に利用されています。
 歯科においては、X線診査はたいへん有益です。しかし、被爆を心配する人も多く、良くある質問をまとめてみました。
 ■質問その@ 妊娠中にレントゲン撮影をしても問題ないでしょうか。答えは「問題ありません。」です。歯科のレントゲンには方向性があり、腹部には影響がありません。しかし、不安をお持ちであれば、鉛の防護エプロンの使用することで、精神的に安心できると思います。
 ■質問そのA 何枚もX線撮影をしても、皮膚炎をおこしませんか。答えは「起こりません。」です。仮に、皮膚が赤くなったり、髪の毛が抜けたりする障害を起こすなら、計算上では、約1667回のX線撮影を行う計算になり、現実にはありえないことです。
 ■質問そのB X線の撮影室に長く入っていても、大丈夫でしょうか。答えは「大丈夫。」です。デッドマンスイッチと言い、歯科医師やX線技師がスイッチを押しているときだけ、X線が放出されます。そしてX線撮影室は鉛で囲まれているため、X線撮影時に外に漏れることはありません。
 このように現在では、フィルムの感度、精度が向上し、デジタルX線装置が導入されたりして、より一層、X線撮影装置、は安全なものとなってきています。心配せずに、X線検査を受けてください。

(情報提供/群馬県保険医協会)

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