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受け口・反対咬合の矯正時期(2017/04/27)  

 矯正治療を開始するのに妥当な時期は、年齢的に大分個人差がありますが、概ね9歳から11歳頃です。
 その理由は、成長期の骨は新陳代謝が活発で、歯が移動しやすい。はえてくる永久歯の根が、まだ成長し切っていないので移動しやすい。はえてしまった歯を横方向に移動するより、はえる力を利用して、斜めに移動する方が、より小さな力で移動できる。という理由からです。

 受け口、反対咬合には大きく二つのケースに分けられます。ひとつは、上顎(うわあご)の成長が弱いか、下顎の成長が強すぎる場合です。強すぎる下顎骨の成長を抑えるため、少し早めに治療を始める必要があります。
 そのための治療器具の代表が、チンキャップと呼ばれるものです。後頭部に帽子状のものをかぶり、それと顎につけた顎あてとをゴムで固定し、この力で下顎(したあご)を後ろ方向に変形させ、治す装置です。
 この顎の変形は、骨が硬くなる前に行わないと十分な効果が期待できません。従って、治療時期としては、前歯が永久歯にはえ代わり、反対咬合であることがわかったら、なるべく早めが望ましく、目安としたら就学時前後と考えられます。

 二つめのケースとして、上顎の歯が、後方に傾斜しているか、下顎の歯が前方に傾斜しているものがあります。この場合は、一般的な矯正と同様に考えて、差し支えないと考えられます。

 以上を参考にして、この時期もしくはそれ以前に、矯正を行っている歯科医院にご相談下さい。
(情報提供/群馬県保険医協会)

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