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群馬県のニュース

ザスパ大敗 降格圏確定の土俵際 J2 

更新日時:2017年10月8日(日) AM 06:00
 【徳島=椛沢基史】サッカー明治安田J2第36節は7日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムなどで行われ、ザスパクサツ群馬はアウェーで徳島に1-4で敗れ、21位以下のJ3降格圏確定へ後がなくなった。通算は5勝4分け27敗の勝ち点19。順位は最下位のまま。次節は15日午後7時半から、ホームで東京Vと対戦する。

  ▽第36節(2)ポカリ(徳島2勝)
 
徳島 15勝12分け9敗(57) 4(3―1)1 ザスパ 5勝4分け27敗(19)
               (1―0)
  ▽得点者
 【徳】山崎2(13)渡(20)大崎淳(6)
 【ザ】岡田(4)
  ▽観衆 3860人


 ザスパは 守備が崩壊した。前半2分、カウンターから3バックの裏を取られ失点。20分にゴール前で FW山岸が浮かせたパスのこぼれ球に、FW岡田が右足を合わせて追い付いたが、2分後に左サイドを突破されて勝ち越しを許し、25分の3点目で 突き放された。

 後半は押し込まれながらも決定的なシュートを防いだ半面、攻撃の連動性が失われてシュート3本。集中力の切れた終了間際に4点目を決められ、ダメ押しされた。

◎拙守 また流れ失う
 後半アディショナルタイムの表示は8分。スコア1-3。追い付ける。逆転だって無理じゃない…と考えた選手がピッチ上に何人いただろう。ザスパは無意味なボール回しで時間を浪費し、あげくに4点目を失う始末。「残留がかかってこれか?」。サポーターのブーイングはもっともだ。

 「申し訳ない気持ちでいっぱい。どこよりも戦う気持ちを出さないと状況は変わらない。1人でも弱気になるとやられる。怖いのならプロを辞めればいい」。森下仁志監督もこれまでになく、選手を糾弾した。

 性懲りもなく、プロとは思えない拙守でまた試合の流れを失った。前半2分、3バックの左に入った呂成海(ヨ・ソンヘ)がボールを奪いに上がり、手薄になった最終ラインの裏に抜け出され、ゴールネットを揺らされた。

 散々やられたのに、まだ繰り返すのか。「ミーティングでも注意するように言われた形だった」と呂は悔やんだが、立ち上がりにまんまとやられて勝てるはずがない。

 その後も目を覆うばかり。2失点目は同点ゴールの直後、守備が緩んで自由に走れるスペースのできたサイドが起点になった。立て続けの3失点目もほぼ同じ形だ。中盤のプレスは中途半端で簡単にクロスを上げられ、DFの崔俊基(チェ・ジュンギ)も朴建(パク・ゴン)も背後を取られた。

 極め付きが後半の消極プレー。狙えるのにシュートを打たない。バックパスで無駄にボールを保持する。プレスに行くべき選手が動かず、いるべき所に走らないからパスも通らず自滅した。

 他チームの8日の結果次第で残り全勝でも降格圏脱出が絶望的となる。監督は「根性のある選手で戦う」というが、一丸になれない“お気に入り”を並べる布陣はやめてほしい。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

徳島ヴォルティス-ザスパクサツ群馬 前半、ヘディングで競り合うザスパのFW岡田(左)=徳島・鳴門ポカリスエットスタジアム