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伝統生かし町人街を再開発 京橋エドグランがオープン

更新日時:2017年1月12日(木) PM 05:42

 東京都中央区京橋に、江戸や明治の伝統を生かして再開発した複合ビル「京橋エドグラン」がオープンした。昭和期の近代建築を再生して、最新設備の高層オフィスビルなどと融合。観光拠点としての機能も充実している。

 開発を担当した日本土地建物の永藤厚志さんは「オープンから1カ月で約42万人が訪れ、銀座と日本橋に挟まれ、目立たなかった、江戸時代の町人の街・京橋がにぎわいを見せている」と話す。

 中央通りに面した「明治屋京橋ビル」はイタリアルネサンス様式の8階建てで、地下鉄駅と一体化して建設された現存最古のビル。昭和8(1933)年に建設された区指定の有形文化財で、外壁のレリーフや外灯は建築当時の姿を残して改修された。色とりどりの石がちりばめられた1階食品売り場の床面も当時のままという。

 地下鉄京橋駅に直結する地下部分は吹き抜けの空間で、通路や踊り場には、ゆったりとしたソファや椅子が置かれ、くつろげるようになっている。1階通路の天井や壁面のモチーフは、江戸らしい麻の葉。再開発を機に、地元に伝わるみこしも修復され、1階通路に飾られている。

 1階には電動アシスト付き貸自転車を共同利用するコミュニティーサイクルのコーナーがあり、東京駅と日本橋エリアを巡回する無料バス「メトロリンク日本橋」の乗降所もある。大型バス2台の駐車スペースがあり、観光バスの発着も計画されている。

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 京橋エドグラン=東京都中央区

 

 修復されたみこし=東京都中央区の「京橋エドグラン」

 

 色とりどりの石がちりばめられた1階食品売り場の床面=東京都中央区の「明治屋京橋ビル」