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古都奈良でシカの角切り 迫力の攻防に歓声

更新日時:2017年10月7日(土) PM 06:43

 古都奈良の秋を彩る伝統行事「シカの角切り」が7日、奈良公園(奈良市)の鹿苑で始まった。荒々しく駆け回る雄シカと、追い込む勢子との迫力の攻防に、訪れた観客から歓声が上がった。8、9日も開催される。

 一般財団法人「奈良の鹿愛護会」によると、秋はシカにとって恋の季節。毎年生え替わる角が完成し、興奮して人や他のシカを傷つける恐れがあるため、江戸時代初期に角切りが始まった。

 赤い旗を持つ法被姿の勢子たちがシカを追い込み、角に縄をかけ、数人がかりで押さえ込む。暴れるシカが途中で逃げると、観覧席からため息が漏れたり、声援が飛び交ったりした。

 奈良公園で始まった「シカの角切り」で、雄シカの角に縄をかけ、引き寄せる勢子たち=7日午後、奈良市