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群馬県のニュース

O157 40代男性死亡 感染経路判明せず 前橋 

更新日時:2017年10月4日(水) AM 06:00
 前橋市保健所は3日、腸管出血性大腸菌O157に感染し、市内の医療機関に入院していた同市の40代男性が1日に死亡したと発表した。感染経路は特定されていない。本県と埼玉県の総菜店のサラダなどによるO157感染の集団食中毒とは、検出された菌の遺伝子型が異なるため関係ないとみている。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が重症化するケースはあるが、「体力のある成人男性が死亡するのは極めてまれ」という。

 保健所によると、男性は8月30日夜に血便が出て、医療機関を受診した。改善せず9月2日に入院し、同5日に溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症。今月1日に病状が悪化して亡くなった。目立った病歴はなかったという。

 男性の家族への聞き取り調査で食べ物や行動を確認したが、感染経路は判明しなかった。家族や職場、入院患者など周辺に感染した人はおらず、感染拡大の恐れはないとみている。

 保健所は家庭での予防対策として、(1)手洗いの励行(2)食材をよく洗う(3)十分に加熱調理する-を挙げる。「トイレ使用後の手洗いが不十分で、菌が体内に入ることがある。少ない菌でも発症する。せっけんを使って手をしっかり洗ってほしい」と呼び掛けている。

 O157を巡っては、6月に群馬県伊勢崎市内の高齢者施設に入所していた90代女性が感染して死亡。9月上旬には前橋市内の総菜店で調理、販売された総菜を食べた東京都の女児(3)がO157によるHUSを発症し、亡くなった。

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