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群馬県のニュース

ロヒンギャに理解を 新島学園高でワークショップ 

更新日時:2017年9月7日(木) AM 06:00
 イスラム教徒の少数民族ロヒンギャや世界の難民問題を考えるワークショップが6日、群馬県安中市の新島学園高(岩間秀彬校長)で開かれた。生徒は難民が置かれた状況を自分に置き換えて考え、理解を深めていた。

 学生団体「SOAR」(東京)の恩田早智子さん(21)が、ミャンマーの地元治安当局などとの武力衝突で多数の死者や避難民が出ているロヒンギャについて解説。歴史的背景や、館林市内にロヒンギャが数多く住んでいることを説明した。恩田さんは「私たちにできることを考え、探していくことが大切」と呼び掛けた。

 生徒は家族、友人を失った際の気持ちを想像してノートに書き、グループごとに自分たちに何ができるかを考えた。ドイツに留学しアフガニスタン難民の友人がいるという岡田碧衣さん(3年)は「日本人は難民問題への意識が低いと感じる。貴重な機会になった」と話していた。

◎武力衝突問題で外務省に要望書 在日ロヒンギャ協会
 ミャンマー西部でイスラム教徒の少数民族ロヒンギャが治安当局などと武力衝突している問題で、在日ビルマロヒンギャ協会(館林市苗木町)のハーロン・ラシッド会長(57)とアウン・ティンさん(49)が6日、東京・外務省を訪れ、問題解決に向けてミャンマー政府への働き掛けを強めるよう要望した。

 ハーロン会長は、現地警察や軍などとの衝突でロヒンギャ側に多数の死者や避難者が出ていると説明。日本政府としてミャンマーでの人権侵害に強い懸念を示すなど外交的に圧力を加えるよう求める要望書を外務省職員に手渡した。

 ハーロン会長は「衝突による被害の全体像は今も分かっていない。被害を広げないために日本政府にも手助けしてほしい」と話している。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

難民問題について意見を出し合う生徒

 

今月行われたデモでミャンマーでの人権侵害を訴えてデモ行進するロヒンギャ=1日午後3時55分ごろ、東京都渋谷区(9月2日付より)