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群馬県のニュース

共産、立憲と共闘 3区候補取り下げ 衆院選 

更新日時:2017年10月7日(土) AM 06:00
 10日公示の衆院選で、共産党群馬県委員会は6日、群馬3区で予定していた渋沢哲男氏(58)の擁立を取り下げると発表した。共産は立憲民主党が同日、1次公認候補として正式発表した新人、長谷川嘉一氏(64)の支援に回り、3区は長谷川氏と自民前職の笹川博義氏(51)による一騎打ちとなる公算が大きくなった。県内小選挙区で、自民1強に対抗する野党勢力の候補がほぼ固まった。

◎自民前職と一騎打ちへ

 渋沢氏は6日、県庁で共産の小菅啓司県委員長らと記者会見。「安倍政権打倒の大きな波を起こしたい」とし、小菅氏は「自主的な判断だ。選挙区では長谷川氏を推して戦うことが、党として必要だと判断した」と述べた。共産は3区で「選挙区は長谷川、比例は共産」と呼び掛ける。

 上毛新聞の取材に対し、長谷川氏は「票が分散することが一番よくない。ありがたい」と話した。共産は、3区を除く県内小選挙区(1、2、4、5区)は従来通り、公認候補を擁立する方針で、全国289小選挙区のうち241で立憲民主、社民両党や無所属などと候補者を一本化したと明らかにした。

 県内の野党勢力のうち、民進党は1~4区で公認候補を予定していたが、立憲民主を選んだ長谷川氏を除いた3人が希望の党に合流。希望は5区で新たな公認候補を擁立した。民進最大の支援組織、連合群馬は6日、前橋市内で緊急の執行委員会を開き、希望合流前から推薦していた長谷川氏と1、4区の候補について、政策協定を再度結んだ上で推薦することを決めた。比例代表は産業別労組ごとに判断する。

 上部団体の連合が特定政党を支持せず、既に推薦を決めている民進系候補らを個別に支援すると決めたことを受けた対応。自民、希望、共産、社民が争う5区は社民候補を3段階ある選挙協力のうち最も低い「支援」とした。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

取り下げを発表する(左から)小菅啓司氏と渋沢哲男氏=6日、県庁