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群馬県のニュース

ペガサス開幕白星 ルートインBCリーグ 

更新日時:2017年4月9日(日) AM 06:00
 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグが8日、各地で開幕した。昨季、初の独立リーグ日本一を達成した群馬ダイヤモンドペガサスは上毛新聞敷島球場で新潟アルビレックスBCと対戦し、6-5で白星発進した。

 群馬は2点を追う四回2死一、三塁から、井野口祐介の3ランで逆転。七回には久保田勇真のソロも飛び出し、1点差の接戦を制した。投手陣は3継投で、新潟の反撃を許さなかった。

 次戦は9日午後1時から、埼玉県の熊谷さくら運動公園球場で武蔵ヒートベアーズと対戦する。

 群馬-新潟1回戦(8日・群馬1勝、13時、上毛新聞敷島、1051人)

新潟アルビレックスBC
 112 000 001-5
 101 300 10×-6
群馬ダイヤモンドペガサス
▽勝 伊藤1試合1勝
▽S トーレス1試合1S
▽敗 田村1試合1敗
▽本塁打 井野口1号(3)、久保田1号(1)(以上群)

 ○…群馬が初回に先制を許すも、2本塁打を含む9安打で逆転勝ちした。2-4で迎えた四回、竹内の中前打などで2死一、三塁とすると、井野口が3ラン。七回には新加入の久保田のソロで、貴重な追加点を挙げた。

 先発伊藤は制球が定まらず三回までに4点を失ったものの、四回以降は立ち直った。継投したコレアは八回を無失点。トーレスは九回に1点を失ったが、後続を断った。

◎井野口が逆転弾「変化球狙った」

 井野口祐介が放った打球が右中間スタンドに吸い込まれると、観客から大きな歓声が響いた。群馬が序盤の劣勢をはね返し、2本塁打を放って白星スタート。平野謙監督は「27個目のアウトを取られるまで、決して諦めないでくれと言ってあった」と選手をたたえた。

 チームを勢いづかせた井野口は「変化球を狙っていた」。前の打席で空振りした変化球をしっかり捉え、逆転の3ランをファンにプレゼント。「今年はいつもより体が絞れてると言われる」と、鋭いスイングで4打点を挙げた。

 新加入の捕手、久保田勇真も負けじと七回、左翼スタンドへアーチをかけた。好調な打撃を買われ、5番DHとして先発。「初めての主軸だったが、チャンスをもらい、やってろうと気持ちが入った」。3打数2安打2打点と結果を残し、初めてのヒーローインタビューで満面の笑みを見せた。

 「みんなの前向きな雰囲気が思い切った打撃につながった」と久保田。2人の活躍も気持ちを切らさず戦った選手の頑張りがあってこそ。昨季の開幕戦は肩の痛みもあって2回途中6失点で降板した伊藤拓郎は序盤こそ制球に苦しんだが、四回以降は立て直して七回まで無失点。ベンチから覇気のある声が途絶えることはなかった。

 二つの併殺があった一方で、失策から得点を与える課題も見えた。「今日はまだ50点。ミスがなければ楽に勝てた試合」と竹内大地新主将。昨季はシーズンを通して成長を遂げたナイン。10人以上の新加入選手を迎えた新生ペガサスも、連覇に向けて成長曲線を描けるか。(浦野葉奈)

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

群馬-新潟 4回裏群馬2死一、三塁、井野口が逆転の右中間本塁打を放ち、喜ぶナインに迎えられる=上毛新聞敷島

 

3回裏群馬2死一、二塁、久保田が竹内をかえす左越え二塁打を放つ