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群馬県のニュース

群馬県内投票所 87%で繰り上げ 県選管は改善要望 

更新日時:2017年10月13日(金) AM 06:00
 第48回衆院選で群馬県内35市町村の投票所935カ所のうち、87%に当たる818カ所が投票終了時刻を法定の午後8時より早めることが12日までに、県選挙管理委員会の集計で分かった。繰り上げ率は昨年7月の参院選から3ポイント下がって9割を切ったが、他県に比べると高水準だ。県選管は投票時間短縮が有権者の投票機会を制限しかねないとして、市町村に改善を促している。

 集計によると、14カ所が5時、242カ所が6時、562カ所が7時に繰り上げる。法定通り8時まで投票を受け付けるのは館林、吉岡、玉村、板倉、明和、千代田、大泉、邑楽の8市町の全投票所と、みなかみ町の一部投票所の計117カ所にとどまる。

 12市で繰り上げしないのは館林だけで、前橋が100カ所、高崎は108カ所など市部だけでも計648カ所で1~2時間繰り上げる。

 投票時刻の繰り上げは、期日前投票の定着で遅い時間帯に投票する有権者が少ないことなどを理由に実施されているケースが多い。一方、各種選挙の投票率が軒並み低迷する中、有権者の投票機会が制限されるのは望ましくないとの指摘もある。県選管は「繰り上げは市町村の判断だが、有権者の投票機会を十分に確保するためにも安直に実施せず、丁寧に対応してもらいたい」としている。

 総務省によると、昨年7月の参院選では、千葉、神奈川、大阪の3府県は繰り上げした投票所がなく、東京都の繰り上げ率は1%程度。北関東では茨城が80%台、栃木は8%台にとどまる。群馬は91%の鹿児島に次いで2番目に高かった。

 公選法は投票時間を午前7時から午後8時までと定める。特別な事情がある場合に限り市町村選管の判断で、終了時刻は最大4時間の繰り上げ、開始時刻は最大2時間の繰り上げか繰り下げができる。

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