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群馬県のニュース

《センバツだより》健大、練習試合で帝京に快勝 

更新日時:2017年3月12日(日) AM 06:00
 高校野球の選抜大会(19日開幕・甲子園)に出場する群馬県の健大高崎と前橋育英は11日、いずれも県外の強豪と練習試合を行った。健大は高崎市の同校グラウンドに帝京を迎え、出発前最後の実戦に臨んだ。主力組が出場した1試合目は安里樹羅の3点適時二塁打などで12-3と快勝し、順調な調整ぶりをうかがわせた。

 前橋育英は東海遠征が始まり、初日は三重県桑名市の津田学園高グラウンドで大垣日大(岐阜)を3-0で破った。飯島大夢主将が先制の適時打を放ち、先発の丸山和郁は5回無失点で勝ち投手となった。

 12日は健大が大阪入り、前橋育英は愛工大名電(愛知)と対戦する。

 ▽練習試合(健大高崎高グラウンド、コールドなし)
帝 京(東京)
100100001-3
10061004×-12
健大高崎
【帝】仁田、大胡-佐々木俊【健】伊藤、竹本-大柿、山口拓▽二塁打 田中悠(帝)安里、山下(健)

◎“機動破壊”が健在

 球数にして7球、わずか10分足らずだ。健大高崎の“足攻”は速かった。先制を許して迎えた一回裏、先頭打席に50メートル5秒8の今井佑輔。四球で出塁すると、次の小野寺大輝の初球で二盗し、遊ゴロで三進。続く安里の二ゴロで「ゴー」。本塁を陥れ、たちまち同点に追い付いた。

 この回は1点止まりだったが、戦局を大きく左右した。帝京の先発は130キロ台後半を連発する右の本格派。荒れ球なのに胸元を狙ってくる強気も厄介だったが、以降は走者が出る度にけん制球を重ね、自らリズムを崩していった。

 健大も揺さぶりの手を全く休めず、結実したのが1点を勝ち越された直後の四回だった。二つの四死球と敵失、内野のまずい守備で同点とし、なお1死満塁。打席に入った安里は、前の2打席よりわずかに甘く入った直球を逆方向に流し、左中間を真っ二つにした。

 この回一挙6得点。走者一掃した決勝の殊勲打を、安里は「みんなが走って、相手を崩していったから打てた」という。先陣を切った今井も「きょうは健大らしい野球ができた」。機動破壊の面目躍如と言えるビッグイニング。手応えのある好ゲームを自信に、ナインは関西に向かう。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

帝京(東京)-健大高崎 1回裏健大1死三塁、安里の内野ゴロの間に今井がかえり同点=健大高崎グラウンド