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群馬県のニュース

パナソニック堀江 トップリーグ100試合出場へ 

更新日時:2017年10月7日(土) AM 06:00
 ラグビー日本代表やスーパーラグビー(SR)のサンウルブズの主力としても活躍する、パナソニックワイルドナイツの堀江翔太が7日の豊田自動織機戦で、トップリーグ(TL)通算100試合出場を迎える。チーム事情で控えに回ったが、ロビー・ディーンズ監督は起用を明言しており達成が確実視される。「サンヨー」時代も知る9年目、国内屈指のフッカーにまた一つ勲章が増える。

◎進化続ける31歳

 三洋電機ワイルドナイツ(当時)から誘いを受けたのは大学卒業後、ニュージーランドに渡った2008年だ。所属したクラブのコーチの1人が三洋とつながりがあり、半年間のオフシーズンを過ごすのにちょうど良いと考えた。「思い入れは全くなかった」。

 いわば仮の住まい。「半年したら出て行って、また海外でやるつもりだった」という。それが2年目もプレーすることになり、「へたくそながらも試合に出させてもらった」。ルーキー時代から存在感のあるプレーを見せていたから、言葉にはもちろん謙遜がある。ただ「三洋なくして堀江翔太なし」とは言っていいのかもしれない。

 「好きにやっていいよ」。初出場の試合前、先輩からもらった言葉が今も胸にある。練習でも私生活でも「めりはり」のある風土と、息づく伝統を心地よく思うようになった。13年に主将就任してからの4年間、特に首にメスを入れた15年は「周りに頼る部分も多かった」。会社は前例のない海外挑戦を後押ししてくれた。節目を前に改めて「いろいろな人たちに支えてもらった。本当に感謝している」と、しみじみ言う。

 31歳になった自分を指して「もうおじさんでしょう」と笑うが、ディーンズ監督は「進化を続けている選手。首から下に加えて、頭脳という筋肉も使える。向上心のある若手はそこから多くを学び、成長していく」とたたえる。

 今節の先発はバックスラインを中心に若いメンバー構成となった。記念すべき試合はどんな場面での投入となるか。苦境でも、堀江は若手に言うのだろう。「好きにやっていいよ」。そうやって「次の堀江」に思いを伝えていく。

 試合は7日午後2時から、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われる。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

7日にもTL100試合出場達成が見込まれるフッカー堀江。節目の試合を勝利で飾りたい