文字サイズを変更する
小
中
大
 

群馬県のニュース

高橋(高崎商)女子ソフトU19代表入り 東京五輪へ一歩 

更新日時:2017年2月9日(木) AM 06:00
 昨夏の全国高校総体(インターハイ)女子ソフトボールに出場した高崎商で主軸を担った外野手の高橋亜珠美(3年)が、「GEM―3」と呼ばれる2017度の女子U19(19歳以下)日本代表に選ばれた。日本協会がジュニアの強化育成を図るプログラムの一環で、7月に米国で行われる世界ジュニア選手権に出場する。今春から実業団に進むホープは20年東京五輪の出場を夢見て、ステップアップを誓う。

 高橋は50メートル7秒2の走力と瞬時の打球判断を生かした積極的な守備、走塁が売り。「持ち味の守備でリズムをつくる。自分らしい元気で大胆なプレーで、チームに貢献したい」と意気込む。インターハイ県予選決勝をはじめ、ピンチを脱する好守を何度も見てきた柳田良一監督は「流れを変える守備ができる。集中力と勝負強さを生かしてほしい」と期待する。

 GEM―3は昨年11月末から12月にかけて静岡県で選考会が開かれ、約70人から17人が選抜された。周囲がすごい選手ばかりに見えたが、練習を通して意思疎通を図るうちに心身がほぐれ、思い通りに動けるようになったという。

 視線の先には東京五輪がある。「20年にオリンピックに出られるよう、さらに上を目指して頑張りたい」。昨年2月には日本女子リーグ1部の太陽誘電の練習に参加し、日本代表の河野美里のプレーを見て、チームを引っ張る姿勢や守備での集中力に引きつけられた。

 昨夏に高崎市で開かれた国際大会「ジャパンカップ」では運営を手伝い、米国代表の力強さに目を見張る一方、技術や緻密なプレーで対抗して優勝した日本代表に憧れた。「U19に入れば代表に近づけるんじゃないか」と考え、選考会に挑戦した。卒業後は戸田中央総合病院でプレーするため、今も下級生と一緒に一日3時間の練習や土日の試合、合宿などで汗を流している。

 世界ジュニア選手権は7月24日から30日まで、米国・クリアウオーター市で開かれる。GEM―3は4月初旬から3度の国内強化合宿を経て大会に臨む予定。メンバーに好打者が多いため、打撃の向上を目標に掲げる高橋は「選んでもらったからには試合に出続けたい。ウエートトレーニングで筋力を付けて、バットを振り込む」と、着々と準備を進めている。

 たかはし・あずみ 1998年4月生まれ。高崎新町二小-高崎新町中。中学時代は硬式野球の藤岡ボーイズに所属した。右投げ左打ち。165センチ、57キロ。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

得意の守備に加え、打撃もさらに鍛えてGEM―3での活躍を誓う高橋