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群馬県のニュース

10代女性 デートDV44%被害 広域調査で判明 

更新日時:2017年3月21日(火) AM 11:00
 異性と交際したことのある10代女性の44%が、恋人から何らかの暴力を受けた経験があることが20日までに、本県を含む1都10県の10代を対象に実施した広域調査で分かった。県は「被害は確実にある」とみて、新年度は実態調査に乗り出す。

 広域調査は、DV被害者支援に取り組むNPO法人エンパワメントかながわ(横浜市)などが昨年、若い男女間で起こるデートDV(ドメスティックバイオレンス)に関する授業や講座を受けた男女を対象に実施。2122人が回答し、6割強に交際経験があった。

 交際経験のある10代男女のうち、女性の44%、男性の27%が身体や精神的な暴力の被害に遭ったと回答。男女とも2割に加害経験があった。

 女性が受けた被害で最も多いのは「返信が遅いと怒られた」だった。「裸や性行為の写真を要求された」「避妊に非協力的だった」など深刻な性的被害もあった。12~15歳の11%は性行為を強要されたことがあると回答した。

 DV防止法は同居していない恋人間の暴力は対象外で、被害に遭う前の予防教育や相談機関の周知が課題となっている。デートDVの啓発講座を開いているNPO法人ひこばえ(前橋市)の茂木直子理事長は「小学生も被害に遭う恐れがある。予防教育の重要性を学校現場も認識し、学ぶ機会をつくってほしい」と訴える。

 県は新年度、実態把握のため、学校で開く講座の後にアンケートを行う方針だ。

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