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群馬県のニュース

高崎ビューホテル継続で新会社 ココパルクと地元40社 

更新日時:2017年8月30日(水) AM 06:00
 12月末をめどに営業を終了する高崎ビューホテル(群馬県高崎市柳川町)について、ドンレミーグループのココパルク(同市東町)と地元の40社が出資し、事業を引き継ぐ新会社を9月1日に設立することが29日、分かった。結婚式や宴会、レストランの事業は冠婚葬祭サービスのメモリード(前橋市大友町)が運営する。群馬県内企業が連携し、休業期間を置かずに来年1月1日から営業を受け継ぐ。

◎営業続け、改装・耐震補強
 新会社は「株式会社グランビュー」。ココパルクが3000万円、高崎商工会議所の会員企業40社が50万円ずつ計2000万円を出資する。社長にはココパルクの木本高一朗社長が就く。約4000平方メートルある敷地や地上11階建ての建物は、ホテルを運営する日本ビューホテル(東京都)から新会社が購入する。購入額は未定。営業を続けながら客室の改装や耐震補強を順次行う。ホテルの名称は決まっていない。希望する従業員は継続して雇用する方針だ。

 ココパルクは洋生菓子製造販売のドンレミー(東京都)のグループ企業で、高崎市内で駐車場を運営している。グループ内の木本製菓(同)がJR高崎駅東口や都内で「ホテルココ・グラン」を営業しており、ホテルの経営ノウハウがある。

 高崎ビューは1983年4月開業。今年1月に発表された県内大型施設の耐震診断結果で、震度6以上で「倒壊・崩壊の危険性がある」とされる13カ所の一つとなった。日本ビューは必要な耐震補強をした場合、多額の費用がかかり、投資分の回収が難しいと判断。年内で営業を終え、建物を解体して敷地を売却する方針を示していた。

 市や商工会議所は、ホテル撤退による地域経済への悪影響を懸念し対応を模索。同社とココパルクが7月、事業譲渡に向け基本合意書を締結していた。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

事業を引き継ぐ新会社の設立が明らかになった高崎ビューホテル=29日