文字サイズを変更する
小
中
大
 

群馬県のニュース

首都圏への直通廃止 東武ダイヤ改正で板倉東洋大前駅 

更新日時:2017年4月26日(水) AM 06:00
 東武鉄道の21日のダイヤ改正で、群馬県板倉町朝日野の板倉東洋大前駅と、浅草や北千住など首都圏駅を直接結ぶ快速・区間快速列車がなくなり、北千住駅までの所要時間が平均12分程度長くなった。都内に通勤通学する住民や、東洋大の学生から「不便になった」と不満が漏れる。分譲価格を引き下げたばかりの住宅団地「板倉ニュータウン」の販売にも水を差す恐れがある。

◎利用者「不便になった…」
 ダイヤ改正で浅草駅発着の快速・区間快速列車が廃止され、板倉東洋大前駅から浅草方面に向かう場合、南栗橋駅での乗り換えが必要になった。東武鉄道によると、新設された南栗橋―東武日光間の急行・区間急行列車を利用しても、北千住駅までの所要時間は平均12分長くなる。

 通勤通学で板倉東洋大前駅を利用している人への影響は小さくない。浅草駅の隣のとうきょうスカイツリー駅まで毎朝通勤している男性(43)は、「15分早く家を出るようにした。何より、ずっと座れなくなったのはつらい」と表情を曇らせる。

 駅から徒歩10分の東洋大板倉キャンパスに在籍する約2000人の学生の6割が電車通学している。千葉県から通う1年の男子学生は「ただでさえ乗り換えが多いのに、1回増えて疲れる」と嘆いていた。

 分譲価格を平均6割引き下げる販売促進策を打ち出したばかりの板倉ニュータウンは、都内へのアクセスの良さを売りにしているだけに、県企業局の担当者は「都内から時間がかかるようになったのは残念。販売価格を見直したことをPRしたい」とコメントした。

 今回のダイヤ改正で利便性が向上した県内利用者もいる。東武鉄道によると、栗橋駅に急行・区間急行列車が停車するようになったので、JR宇都宮線に乗り換えしやすくなった。特急「りょうもう」の運転時刻の繰り下げなどと、上毛電鉄(前橋市)のダイヤ改正と合わせて都内で2時間長く滞在できるようになった地域もある。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。