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《準決勝》健大高崎 着実に加点 高崎に7―0 

更新日時:2017年5月4日(木) PM 11:23
 ▽準決勝
高 崎
 000 000 0―0
 002 201 2x―7
健大高崎

(七回コールド)
【高】渡辺-緒方
【健】向井、長島、片倉-安藤
▽本塁打 安藤、堀江(健)
▽二塁打 向井(健)

 健大高崎が13安打で着々と加点した。三回、安藤のソロや向井の二塁打などで2点先制。四回、六回とリードを広げ、七回に4連打で2点加えてコールドとした。投手陣は向井、長島、片倉の継投で無失点。

 高崎は健大投手陣を攻略できず。四回、五回と走者を三塁まで送ったが決定打が出なかった。

◎13安打 爆発力を証明
 健大高崎打線は2本塁打を含む13安打と、地力の高さを見せつけた。打棒に火を付けたのはレギュラーを争う緊張感。選抜甲子園では外野に入った背番号2、安藤諭がけん引した。

 安藤は今大会を好機と捉えていた。「ここで活躍したらポジションが定着することもあり得る。ガツガツいきたい」。準々決勝までは満足できる結果が残せなかったが、課題とする下半身のためを意識して貪欲に結果を求めた。

 三回先頭、先制点が欲しい場面でバットが快音を響かせた。内角の変化球をたたいた打球は左翼フェンスを越えるソロアーチ。この一撃で自信を深めたか、続く四回にも2点適時打で3打点を稼いだ。

 左打者が主力の打線にあって、右の自分にどんな役割が求められるのかも理解している。この日の相手投手は右腕だったが、左腕が登板すれば自分の出番と気合十分だ。

 安藤の活躍に負けられないと、夏に向けてスタメン争いを活発化させるチーム全体が奮起。「低い打球を逆方向に持っていく」意識をしっかり体現し、冬場の打力強化で培った爆発力を証明した。次戦は昨秋まで県大会決勝3連敗を喫している前橋育英。青柳博文監督は「これまで接戦で負けている。勝って夏につなげたい」と雪辱を誓う。(中里圭秀)

◎4強の先へ課題見つける…高崎
 高崎の境原尚樹監督は「あと30センチの守備力」を敗因に挙げた。選抜甲子園8強を相手にした一戦は、選手それぞれがいくつもの課題を見つける機会になった。

 初回、四回の得点機で外野を襲った当たりは、いずれも健大守備陣の好捕に阻まれた。対照的にピンチでは、健大打線の打球が必死に伸ばしたグラブの先をかすめた。

 第2打席に2戦連続本塁打かという大ファウルを左翼へ飛ばした主砲の星野大希は「点差ほどの差は感じなかった」という。一方で、打球の方向を限定するような配球の巧みさに気付かされたことも事実だ。

 粘り強い投球を続けてきた右下手の渡辺宣友は2発を浴び「甘く入れば本塁打にされると分かった」。あと30センチ、あと1本―。課題を一つ一つ克服していくことで、2季連続4強の“その先”に行く力が身に付く。(和泉皓也)

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

高崎―健大高崎 3回裏健大無死、安藤が左翼席に先制のソロ本塁打を放つ

 

高崎―健大高崎 準決勝で敗れ肩を落とす高崎ナイン=高崎城南

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