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前橋育英の丸山「世界で収穫」 U-18野球日本代表 

更新日時:2017年9月23日(土) PM 11:23
 カナダで開かれた野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯、1~11日)で、前橋育英高の丸山和郁が日本代表の一員として出場し、銅メダル獲得に貢献した。「すごい選手のプレーを見るだけでも楽しくて、一緒にプレーしたらもっと楽しかった」と振り返る。自身の成績や内容には満足していないが、大きな可能性を秘める今後の野球人生にとって、弾みとなったようだ。

 丸山はカナダを破った3位決定戦まで全9試合に出場(7試合先発)し、計5安打を放った。特に2次リーグ進出を決めたオランダ戦(日本時間5日)は、2安打と盗塁で勝利に大きく貢献したが「打ち損じもあったし、打ったうちに入らない。盗塁したから勝てたわけじゃない」と、自己評価は厳しい。大会を通じて思い通りのスイングができず、悔しさが勝るという。

 最も印象に残るのは0―4で敗れた1次リーグのアメリカ戦(同3日)。投手は目を見張るような速球を投げ、野手は強肩。打線は甘い球を全て捉えていた。「何を取ってもトップクラス。本当にすごかった。差を感じた。(日本は)細かい野球でパワーの差を埋めていかないと勝てない」と圧倒された。

 仲間のプレーにも刺激を受けた。大会ベストナインの救援投手に選ばれた田浦文丸(熊本・秀岳館高)のスライダーやチェンジアップは「今までに見たこともないほど変化した」。主将を務めた清宮幸太郎(東京・早実高)のスイングは「飛ばす力がすごかった」と間近で感じた。

 自身の力を再確認し、ミート力や小技の精度、変化球の質など、強化すべきポイントを高い次元でイメージできたのは非常に大きな収穫だった。「これだけ打てなかったんだから、もっと練習していく」と先のステージを見据える。

 高校卒業後は大学進学を予定している。もちろん将来はプロ入りを思い描く。“侍”のユニホームを着た経験を糧に、木製バットで快音を響かせる日も遠くはなさそうだ。

 まるやま・かずや 3年。高崎倉渕中出身。今夏の甲子園で8盗塁を決め、2014年に健大高崎の平山敦規がつくった1大会の個人最多記録に並んだ。左投げ左打ち。171センチ、72キロ。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

「チームメートや米国代表のプレーに刺激を受けた」とW杯を振り返る丸山

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