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《センバツ》初戦突破だ 育英vs中村 健大vs札幌第一 

更新日時:2017年3月20日(月) PM 08:02
 第89回選抜高校野球大会(19日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、出場32校の対戦相手が決まった。6年ぶり2回目の選抜大会出場となる前橋育英は大会第2日の第3試合(20日午後2時開始予定)で中村(高知)と、2年ぶり3回目の健大高崎は第3日の第3試合(21日午後2時開始予定)で札幌第一(北海道)と対戦する。

 抽選は昨年に続き、同一地区の出場校同士は準々決勝まで、群馬県など同一都府県から2校が出場する場合は決勝まで対戦しないように振り分けた。近畿と北海道の計8校からくじ引きがスタートした。

 両地区に続き、関東・東京で先陣を切ったのは育英の飯島大夢主将。「前橋育英高校、12番です」と宣言し、空白だった11番の隣に同校の札が掛かった。

 2人後に日大三(東京)が引き、履正社(大阪)と優勝候補と目される有力校同士の対戦が決定。会場がどよめく中、健大の湯浅大主将は17番を引き、先に18番に入っていた札幌第一との対戦が決まった。11番を引くチームは なかなか現れず、中村対育英がトーナメント左側の山で最後に決まったカードとなった。

 抽選会前、どこと当たっても気にしないと強気だった飯島主将は「中村は伝統あるチーム。今までつくってきた守備でプレッシャーを与えたい」と練習成果の発揮を狙う。育英の荒井直樹監督は中村が昨秋の高知県大会決勝で、優勝候補の一角、明徳義塾を下したことに触れ、「実力がある。投手がいいと思う。守りでリズムをつくり攻撃につなげたい」と展望した。

 強いチームと戦いたいと話した湯浅主将も「札幌第一は打撃と投手がいい。ただ走るだけでなくプレッシャーをかけていきたい」と力を込めた。健大の青柳博文監督は札幌第一が昨秋の北海道大会を制したことを挙げ、「(明治)神宮大会も経験していて打撃力のあるチーム。まずは初戦突破を狙っていく」と開幕を見据えていた。

 育英は14日、健大は12日に現地入りする。それぞれ甲子園経験のあるチームなどと練習試合を重ね、本番に備える。

【育英vs中村】
「試合の入り方大事」前橋育英・荒井直樹監督の話
 相手は明徳義塾を完封していて、力があると思う。日程はどこを引き当てても対応できるようにしてきた。試合の入り方を大事にしていきたい。

「守備からリズムを」前橋育英・飯島大夢主将の話
 (開幕から)時間が空かなくてよかった。守備からリズムをつくりたい。パワーもスピードもレベルアップして、秋とは違うチームになった。

《中村》(高知)
 40年ぶり2回目。昨秋は県大会優勝、四国大会8強で、21世紀枠として選抜大会の切符をつかんだ。県大会決勝で明徳義塾を完封した主戦・4番の北原を中心に、バランスの取れた戦力を持つ。

 前回は部員わずか12人ながら決勝まで進出し、小説になぞらえて「二十四の瞳」と呼ばれる旋風を巻き起こした。

「申し分のない相手」中村・横山真哉監督の話
 ずっと挑戦者の気持ちでやってきた。力が通用するか試すには申し分のない相手。限られた環境でやってきたことを発揮することができるか楽しみだ。

「少ない好機生かす」中村・山本泰生主将の話
 前橋育英の印象はあまりない。優勝の経験はあるが今は別のチーム。過去にとらわれず、守備からリズムをつくって少ないチャンスをものにしたい。

【健大vs札幌第一】
「試合に全て懸ける」健大高崎・青柳博文監督の話
 相手がどこでも初戦が大事。選手も相手が決まり、気持ちが引き締まっているはず。試合に全てを懸けるという覚悟を持ち、開幕まで対策を練りたい。

「自分たちの野球を」健大高崎・湯浅大主将の話
 走塁を生かしながら自分たちの野球をしていきたい。冬は打力と走力を高めてきた。緊張しすぎないように、自分がやってきたことを出し切りたい。

《札幌第一》(北海道)
 2年連続2回目。札幌支部予選も含めた昨秋の北海道大会は9試合中6試合で2桁得点を挙げ、連覇した。明治神宮大会でも4強入りした。道大会の打率4割で将来のドラフト候補と目される柴田颯をはじめ、上位から下位まで軒並み3割打者がそろう強力打線を売り物に、選抜初勝利を目指す。

「走者に圧力掛ける」札幌第一・菊池雄人監督の話
 機動力の印象だけで警戒するのは危険で、選手や戦術の理解が大事。うちは左投手が多いので走者に圧力を掛ける。秋のように打線が機能してほしい。

「走ってくる印象」札幌第一・中村泰賀主将の話
 走ってくるというのが1番の印象。それで自分たちの気持ちが崩れてしまうと意味がない。テーマにしてきた打線や守りのつながりを発揮したい。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

ガッツポーズする前橋育英の飯島主将(右)と中村(高知)の山本主将=毎日新聞大阪本社

 

引き締まった表情を浮かべる健大高崎の湯浅主将(左)と札幌第一(北海道)の中村主将

 

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