文字サイズを変更する
小
中
大
 

三山春秋

2017/05/06【三山春秋】 マラソン愛好者らでつくる「前橋ランナーズ」が毎月発行する会報が今月でちょうど400号を…

 
 ▼マラソン愛好者らでつくる「前橋ランナーズ」が毎月発行する会報が今月でちょうど400号を迎えた。1978年の会発足から39年間、日々の活動をつづってきた

 ▼特別顧問を務める群馬大名誉教授の山西哲郎さん(73)は記念号の巻頭言で「ランニングスポーツは文化である」と書いた。集まって一緒に走ると、一人で走るより多様な楽しさを知ることができるとし、記録や順位にとどまらず、走りを言葉で表現するよう会員に呼び掛けた

 ▼会員は約70人、平均年齢は70代。フルマラソンに挑む会員がいる一方で、体を動かすのはウオーキング程度にとどめ、給水ボランティアとしてマラソンや自転車大会の運営を手伝う人もいる

 ▼年齢を重ねて体がついていかず、活動への参加が難しくなっても退会する人は少ない。毎月届く会報が楽しみで、紙面から元気をもらうためだという

 ▼介護を受けたり、寝たきりにならずに元気に生活できる「健康寿命」の考え方が重視されている。「年をとったわれわれが健康で元気な姿を見せることも大切な役割ではないか」。小須田稔会長(72)は会報による情報発信の意義を強調する

 ▼若い世代を中心にマラソンブームが広がり、県内でもフルマラソンの大会が増えた。健康寿命を少しでも伸ばすため、人生の先輩たちを見習い、無理のないよう体を動かしてみたい。

  • 上毛新聞を購読する
  • 上毛新聞に広告を載せる
URLを携帯へ転送 右のQRコードから上毛新聞モバイルサイト「じょうもばいる」にアクセスできます