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三山春秋

2017/07/01【三山春秋】 今年は浴衣姿のぐんまちゃんが全国各地の温泉地に出向く。温泉好きが集う場所で、…

 
 ▼今年は浴衣姿のぐんまちゃんが全国各地の温泉地に出向く。温泉好きが集う場所で、ターゲットを絞った誘客に取り組むのが狙いだ

 ▼秋田・小安峡を皮切りに岐阜・下呂、愛媛・道後などで「湯治」をしながら、現地のキャラクターと共同でPR。温泉ファンを奪い合うのではなく、相乗効果で市場のさらなる拡大を目指す発想という

 ▼背景には昨年の真田ブームで一定の手応えを感じたことが挙げられる。甲冑かっちゅうをまとった真田信之公ぐんまちゃんが、大阪をはじめ長野、和歌山など真田氏ゆかりの地に「出陣」。歴史愛好家にアピールした

 ▼現地を訪れた真田ファンが、武将姿のぐんまちゃんと触れ合い上州にも真田の里があることを知る。「今度行ってみようか」。沼田、岩櫃、名胡桃など群馬に残る真田氏の足跡を訪ねるようになる

 ▼今年は全国各地の温泉地へ向かい、草津、伊香保といった国内屈指の名湯をはじめとした湯けむりの里を紹介する。県宣伝部長として「温泉王国ぐんま」の認知度を上げたいところだ

 ▼昨年度のぐんまちゃんの着ぐるみの貸出件数は906件で、2009年度の約7倍。過熱気味だったブームも一段落の感があるが、集客力の高さと根強い人気は変わらない。テーマに合わせて姿を変え、“進化”するぐんまちゃんの攻めの姿勢に期待が集まる。