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有効求人1.64倍 求職者は減る 3月速報 

 
 群馬労働局が28日発表した3月の労働市場速報によると、県内の求職者1人に対する求人数を表す有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0.04ポイント上昇して1.64倍だった。求人数が増加した一方で求職者数は減少しており、雇用情勢は依然底堅く推移している。

 新規求人数は前年同月比3.9%増の1万3784人だった。人手不足感が強い医療・福祉は10.6%増えて3423人。看護師や介護福祉士といった有資格者をはじめ、施設スタッフや送迎人員など幅広い職種の求人があった。

 一方、同じく人手不足が深刻な運輸業・郵便業は6.0%減の700人で、3カ月ぶりに減少に転じた。求人を出しても求職者とのマッチングが難しく、企業側の求人の手控えが起きているとみられる。サービス業は派遣業求人数が減り続けており25.1%減の1197人。

 新規求職者数は4.3%減の6859人だった。

 有効求人倍率は上昇しているが、3月の就職件数は3030件にとどまり前年同月比で78件減った。半田和彦局長は、「希望の職を求める人が増えて、就職に至るまでの時間が長くなっている」と分析している。