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三山春秋

2017/03/06【三山春秋】 2020年東京五輪に向かって盛り上がろうとという時に、気の早いような、気の長いような…

 
 ▼2020年東京五輪に向かって盛り上がろうという時に、気の早いような、気の長いような話だ。五輪から8年後の28年、国民体育大会・全国障害者スポーツ大会を本県に招致するという

 ▼国体にどれほどの関心があるのか気になって2月末、本紙「#上毛つぶやき」コーナーで質問してみた。「競技を見に行きたい」「ボランティアとして参加したい」などの関心を持つ人が65%で、「関心はない」35%を上回った

 ▼厳密な世論調査ではないが、ツイッターで答えるデジタル世代に意外な関心の高さではないか。1983年「あかぎ国体」のような大会愛称は、人気の順に(1)シルク国体(2)温泉国体(3)カミナリ国体(4)かかあ天下国体-だった

 ▼今から11年後の群馬の姿は想像がつかない。シルクを代表する富岡製糸場はどんな様子なのか、あるいは県人口は公的機関推計値の約180万人を割り込んでしまうのか、高崎のコンベンション施設は活況なのか、何とも言いようがない

 ▼ただ11年前を振り返れば、大きな変化もなく昨日のことのように思えるから不思議だ。歳月の流れの中で、変わっていいことも変わらないでいいこともある

 ▼国体の関心度は、総務省の都道府県別調査などで示される県民のボランティア意識の高さが表れているようで、ちょっと安心する。大切なことは次代に継承したい。