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三山春秋

2017/01/05【三山春秋】 好天に恵まれ、穏やかな一年の幕開けとなった。初詣や初売りに出掛けたり、旅行や帰省で…

 
 ▼好天に恵まれ、穏やかな一年の幕開けとなった。初詣や初売りに出掛けたり、旅行や帰省で気持ちを一新して新年のスタートを切るには絶好の日和。中にはわが家でのんびり寝正月という人も、案外多かったのではないだろうか

 ▼自宅から外出する人の割合が減っているとの調査結果が昨年末に公表された。国土交通省が2015年に実施。全体の外出が減る中、お年寄りは増加傾向にあり、70代の休日外出率が20代を初めて上回ったという

 ▼一方で、若者は減少が顕著になっており、国交省担当者は「インターネットでの買い物が普及したことなども影響しているのではないか」と推測する

 ▼同じ時期に発表された出版科学研究所による昨年の出版物推定販売金額(1~11月)では、電子出版を除く雑誌と書籍の売り上げがともに前年を下回った。特に雑誌の落ち込みが激しく、41年ぶりに書籍を下回る見通しだ

 ▼出版不況が深刻さを増す背景には、スマートフォンの普及や電子雑誌・書籍の浸透などがあると指摘される。ネットやスマホは現代人の生活様式に大きな影響を及ぼしている

 ▼5日は二十四節気の小寒。「寒の入り」で寒さが本格化する。家にこもりがちな時季だが、県内では寒中行事も多い。できるだけ外に出て人と交わる機会を持ちたい。それが地域の活力にも結びつくはずだ。