常に笑顔絶やさず

看護師 堀越 華江さん

戦前の中島飛行機太田製作所の付属施設として開院した病院を起源とするSUBARU健康保険組合・太田記念病院(太田市大島町)。堀越華江さん(33)は内科系看護師として活躍している。3歳になる男の子を育てながら、人命を預かる重要な仕事に当たっている。同組合が隣接地で運営する太田高等看護学院を卒業し、2006年から勤務しキャリアを重ね、現在は指導的立場として後輩の指導に当たることも増えてきた。患者には常に笑顔で接することを忘れない。

「病棟ではお姉さんというより、お母さん的役割ですね」と笑う堀越さん

中学時代に見た 看護師に憧れて

祖父を中学生の時にがんで亡くした。とてもショックだったが、看護師が声掛けをしたり、笑顔で話し掛ける姿を見て「いいなあ」と憧れた。おばも看護師をしており、高校で進路を決める時に、親友も看護師を目指していたので、一緒に頑張って、この道に進んだ。

結婚や出産のため、退職していく仲間も多く、スタッフの中では年長の方になった。現在はチーム医療の中で、自分の仕事だけでなく、若手を指導するリーダー的役割を任されるようになってきた。後輩たちから相談された時は、アドバイスできるように経験を積んできた。床ずれなどに関しては特に研究して、適切な対応ができるよう心掛けている。

ストレスためず 気分転換見つける

この仕事をしていてうれしいのは、担当の患者の笑顔が多くなってきた時などだ。そのためには、患者と話をする時間をなるべく多く取って、優しい言葉遣いで話しやすく聞きやすい看護師でありたいと思っている。常に笑顔で接することができるよう、ストレスをためず、気分転換を見つけるようにしている。よく食べて眠ることが重要だ。

4年前に父を亡くし、大切な人を失う家族側の立場を経験した。仕事がつらい時に父は「生きているだけで百点満点」と言ってくれた。今から思うと、看護師として成長できるよう父からのプレゼントだったのかもしれない。