田村 遵一
群馬大学医学部附属病院長

改革は永続的なテーマ

医療事故後、病院改革を進めて3年余りが経過。昨年6月、高度な医療を提供する特定機能病院の再承認を厚生労働省に申請しました。再承認は「信頼回復の証」ともいえますが、病院改革のゴールではありません。承認されるか否かは別として永続的にやっていかねばなりません。

群馬大病院が中核となって本県全域の医療レベル向上に貢献するため、①地域医療研究・教育センターの設置②医療の質・安全学講座の新設③先端医療開発センターの設置・運用―の3本柱で改革を進めてきました。

地域ごとの人口構造の変化を見据えた医師配置の適正化や医療スタッフの人材育成の推進。国際標準による医療安全教育の実施と新規手法の開発をテーマにした研究。高難度新規医療技術、未承認新規医薬品などを用いる医療(治験)、ハイリスク手術、といった先端的医療を安全に実施するための集中管理センターの稼働。これらに取り組むことで今までの欠点を埋め、長所へと変えていければと思います。特に医療安全は日本をリードする病院として認めてもらえるよう尽力します。

昨年は県民に開かれた病院を目指して患者参加型医療推進委員会を設置、インフォームドコンセント(十分な説明と同意)の録音も始まりました。今年は患者さんが閲覧できる電子カルテシステムを導入します。一方で、職員の負担を軽減するための効率化も意識して進めます。県や医師会など関係団体と連携を図りながら、今後も地域医療の充実に向けて一層の努力を重ねます。

群馬大学医学部附属病院

企業団体情報

法人名 群馬大学医学部附属病院
所在地 〒371-8511
群馬県前橋市昭和町3-39-15
電話番号 027-220-7111(代表)
公式サイト http://hospital.med.gunma-u.ac.jp