高橋 伸二
高橋三兄弟法律事務所長

“欅の如く”人権を守る

法は全ての人に平等・適正に執行されなければならない。全ての人は法の支配で守られている―。弁護士活動を始めて半世紀、私の理念は一度たりとも揺らぐことはありません。

昨年は弁護士登録50周年の節目の年でした。活動を振り返る中で特筆すべき事件は二つあります。43歳で県内最年少の群馬弁護士会会長に就任した1985年に起こった豊田商事事件は、群馬弁護士会として初の弁護団の結成を支援し、県内被害者の相談を一手に引き受けました。一方、99年の藤岡オウム事件は地元自治体から依頼を受けて「絶対逃げない」という精神を堅持し、交渉に臨みました。弁護団には有志50人が集まり、裁判所から速やかに認められた立ち退き命令は「異例のスピード解決」と評されました。昔気質かもしれませんが、私が育てた弁護士の中にも同じ気概を持った人間がいます。

農民運動家で農協組合長や県議会議員を務めた父の高橋辰二は、何より本物の農民詩人でした。大雪の朝の欅けやきと竹の情景を詠んだ詩『欅』は座右の詩です。詩にある欅のように、社会の風雪にさらされて助けが必要な人々の人権を守ると心に決め、今日まで仕事をしてきました。少しでも社会的な評価を得られたなら「私も多少は人から頼られる欅になれたのかな」と思います。

昨年末、生い立ちからの自伝をまとめて『欅の如く~弁護士 高橋伸二痛快伝』を出版しました。これからの人生も欅のように生きることを志とし、その火を消さないよう若い弁護士たちに襷たすきをつないでいきます。

高橋三兄弟 法律事務所

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