遠藤 直行
田村屋社長

自社農園で地域に貢献

煮物やポテトサラダといった和洋食の総菜を、関東を中心とした1都11県のスーパーなどに毎日約5万パック納品しています。徹底した衛生管理の下、契約農家が栽培した野菜など素材にもこだわり、総菜の原点である「おふくろの味」をお届けしています。

昨年、野菜生産を手掛ける子会社「はるなの山農園」を設立し、榛名山麓に広がる畑で当社の社員が種まきや収穫を体験しました。野菜は土や肥料でも味わいが変わります。野菜作りの基本を学ぶことで、素材のおいしさを生かした商品開発につなげるほか、アスパラ菜やエゴマなど付加価値の高い野菜を育てて総菜の幅を広げ、田村屋のブランド力を高めていきます。

産地と食卓をつなぐ「ハブ」のような存在を目指し、野菜の出荷も検討しています。総菜で培った販路を生かせば、榛名地域の野菜をPRでき、遊休農地の活用や新規就農者の支援にもつながります。合わせて、「農福連携」の拠点として、障害者や高齢者の雇用へ向けた準備も進めています。多くの可能性を秘めた自社農園を通じて、地域へ恩返しをしていきたいと考えています。

共働き世帯の増加で総菜の需要が増える一方、手作りしないことへの罪悪感は根強く残っています。当社は今年で創業96周年を迎えますが、「食を通し家族の健康と団らんに奉仕し、家庭の平和に貢献する」という経営理念は変わりません。100年を超えても愛される企業であるために、固定観念を払拭ふっしょくし、笑顔の食卓に寄り添えるような商品を追求してまいります。

田村屋

企業団体情報

法人名 田村屋
所在地 〒370-0024
群馬県高崎市八幡原町442
電話番号 027-346-4555
公式サイト https://tamuraya.co.jp/