須藤 英仁
群馬県医師会長

「医師少数県」の打開へ

昨年、議長を務める「ぐんま地域医療会議」で、吾妻医療圏で不在だった常勤の救急医1人を原町日赤病院に配置しました。当会が同医療圏で運営する、老朽化した群馬リハビリテーション病院を建て替え、人口減少地域でも医療や介護に対応できる全国モデルとなるような体制をつくりたいと考えています。来年度は、呼吸器内科医3人を各地の基幹病院に派遣する予定です。

今春の県内初期研修医の内定者が120人を超えました。医学生とのマッチングが始まった2003年度以降、最多です。県が研修先の病院紹介動画を昨年初めて配信し、県外医学生への交通費助成事業も始めました。若手医師確保に努める「ぐんま総合医会」との連携も進み、県全体で「医師少数県」打開に向けた機運が高まっています。

新型コロナ感染対策で、県内300を超える医療機関が「診療・検査外来」に指定され、発熱患者への対応が整備されています。各地の医師会でもPCR検査センターや発熱外来を設置し、感染予防を徹底しています。

前橋赤十字病院が行う新型コロナ患者の重症度による入院先の振り分けにより、重症者への人工心肺装置「エクモ」を用いた治療に結び付いています。

感染症発生時に迅速に対応できる体制や防護服などの備蓄、災害発生時の医療救護活動を行う「JMAT」の指揮機能も備えたメディカルセンターをつくる計画です。新型コロナは、ワクチンや治療法の進歩で確実に克服できます。情報を正しく理解し、感染予防に努め、ともに乗り越えていきましょう。

群馬県医師会

企業団体情報

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群馬県前橋市千代田町1-7-4
電話番号 027-231-5311
公式サイト http://www.gunma.med.or.jp/