田村 遵一
群馬大医学部附属病院長

医療安全の努力を継続

高度医療を提供する「特定機能病院」として、県内医療における使命はますます高まっていると感じています。新型コロナウイルス感染症に対しては、徹底した感染対策を行い、医療スタッフが一丸となって対応しています。

地域連携にも力を入れています。県内の医師不足の解消や適正配置は、県や県医師会などとの協力体制が欠かせません。そうした中、今春の県内初期研修医の内定者は過去最多で、当院も回復の兆しがあります。また、県全体の医療ネットワークで、緊急的に必要な地域への医師の派遣が実現しています。全国でも先進的な取り組みです。

昨年は県の委託を受けて「県不妊・不育専門相談センター」を設置しました。不妊治療の保険適用拡大に向けた動きもあり、今後のニーズに応えられるよう、一層の体制整備も必要です。

今後は、各種がん治療を専門とする「がんゲノム医療センター(仮称)」を開設する計画です。多職種の医療スタッフを配置し、治療後の人生が長いAYA世代(15~39歳)に向けた精神的なフォローも強化したいと考えています。また、小児病棟は、年齢に応じた療養環境の整備が求められています。

一連の医療事故を忘れずに再発防止に努めるため、昨年、院内に「誓いの碑」を設置しました。先端医療の重粒子線をはじめ、外科手術など医療安全への努力を続けています。全国でもハイレベルな大学病院だと認められるよう、患者さんと向き合い、安全な医療を提供し、さらなる質の向上を目指していきます。

群馬大学医学部附属病院

企業団体情報

法人名 群馬大学医学部附属病院
所在地 〒371-8511
群馬県前橋市昭和町3-39-15
電話番号 027-220-7111(代表)
公式サイト https://hospital.med.gunma-u.ac.jp/