村山 利之
群馬県歯科医師会長

コロナ後も人生は続く

昨年は新型コロナウイルスが世界的な大流行となり、日常生活も経済活動も大きく変わりました。歯科医師会としては、もともと感染症対策を取ってきましたので、コロナで何かが大きく変わったわけではありません。幸い県内の歯科診療所からクラスターは発生していませんし、今年も引き続き感染予防に取り組んでいきます。

一方、歯科に限らず多くの診療科で受診控えがあったことは気掛かりです。人生100年時代といわれる中、健康寿命を延ばすことが求められています。昨年はコロナの話題で持ち切りでしたが、コロナの後も人生は続きます。健康で長生きするために口腔こうくうケアがいかに重要か、「歯と口の健康週間」をはじめ、さまざまな機会にいま一度発信していきたいと思います。

かんだり飲み込んだりする力が弱くなる状態を「オーラルフレイル」と呼びます。口腔機能の衰えは全身の老化につながります。それを防ぐには、しっかりかむことと、しっかり歩くことがとても大事です。それが認知症対策にもなります。認知症患者がコロナに感染して入院すると、医療現場は本当に大変です。平常時から認知症対策や口腔ケアにしっかり取り組んでおくことが、いざという時に感染を広めないことにつながると思います。病気はコロナだけではありません。日頃からしっかりとした健康管理を行うことが大切です。コロナばかりに振り回されずに、自分の人生の目的をもう一度見つめ直して、ポジティブに今年1年を過ごしていただきたいと思います。

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